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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」308号  「みみっちい」国と「ずうずうしい」国の「同盟関係」



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<最近の気掛かり>  「みみっちい」国と「ずうずうしい」国の「同盟関係」
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日本の政治家の言い分。
政治には金がかかる。
何百万円とか何千万円とか。
だけど、政治資金に対する縛りは、なんやかんやと厳しい。
だから裏金を貯めたりパーティーを開いたりして何とかするしかない。

アメリカの事業家の言い分。
金ならいくらでもある。
何兆円とか何十兆円とか。
だけど、事業拡大にとって邪魔な規制や目障りな他国がある。
だから政界に進出して何とかするかしかない。

「政治と金」の意味合いが、日本とアメリカではずいぶん違う。

そんな、対象的極まりない両者の「同盟関係」を、
他の国の人々はどう見ているのだろう?
気になる。いや、気になるどころか、ぜひとも誰か教えてほしい。

私を含む多くの日本人は、
マスク氏やトランプ氏が率いるアメリカとどう付き合うか、
その視点に凝り固まって様子を見ている。

関税はどうなるのか? 為替はどうなるのか?
株価はどうなるのか? エネルギー政策や温暖化対策は?
USスチールは? 米軍基地や防衛装備は?

いわば、「日米同盟」の片方の当事者として、
その関係の内側からしか私たちは世界を見ることができていない。

なんか、それって、すごくダメなものの見方じゃないだろうか。

日米関係がどう見えているのか。
日米関係はどうなっていくと思うのか。
日米関係より大事な外交はないのか。

同盟の外側の人々からの指摘や評価や意見が聞きたい。

ひるがえって、この課題を自分たちに置き換えてみると、
大手企業一社とどっぷり取引をしている中小企業の話に思えてくる。

狭い視野のまま、国家の大計や企業の大計を立てることなど不可能だ。

異業種・異地域・異世代、さらには異国や異人種との、
知恵と情報と思いの共有・循環が真に求められる時代の到来を感じる。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第308号(2025/1.14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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