一般社団法人起業支援ネットワークNICe

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NICe は、「つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!」を合言葉に、業種や地域、世代を超え、全国的な「つながり力」で、一企業や一個人では生み出せない、新たな価値やビジネス、市場の創出を目指す非営利活動です。
互いの価値を見出し、誰もがもっている資源を互いに提供し合い、励まし合い、応援し合う、相互支援・相互発展を目指しています。
起業支援ネットワーク NICe の「支援」は、「お互いさまの支援」です。

なお、当法人は政府との関係はなく、国庫からの資金援助や政府からの人材受け入れ(いわゆる天下り)などはいっさいありません。名称に用いている「NICe」とは、National Incubation Center の略称です。頭文字をとって、愛称「NICe(ナイス)」と呼んでいます。


代表者
増田紀彦 ますだのりひこ


NICeが経済産業省の事業だった時の私は、チーフプロデューサーとして活動の深化と拡大に努め、2010年の一般社団法人化以降は、代表理事として経営面にも心血を注いできました。その日々を振り返れば、「苦闘」の一言に尽きます。外にあってはリーマン・ショック、内にあっては政権交代という不安定な社会経済状況の中で漕ぎだした私たちの船は、翌2011年、東日本大震災という荒波に揉まれることになりました。

しかし震災は同時に、「つながり力」が、いかに大きな力になり得るのかを、目に見える形で示してもくれました。打ちひしがれる人に寄り添い、鼓舞することもあれば、反対に被災者の不屈の姿勢から勇気を頂くこともありました。そうして育まれた連帯と連携は、様々な困難を突破する力になることを私たちは実感したのです。

正直、勢いに乗ってNICeの民営化を決断した私でしたが、今思えば、それは天の啓示だったのかもしれません。

実際、震災以降も日本経済はデフレと大災害に見舞われ続け、起業家が容易には豊かになれない状況が続いています。そして2020年には新型コロナ感染症が襲いかかってきました。「誰もが、いつ挫けてもおかしくない」。そんな状況の連続にもかかわらず、小規模事業や地方経済が脈々と生きているのは、個々が有する知恵と情報を共有・循環させることで、私たち日本の起業家が、運命共同体的な創造力を獲得しつつあるからではないでしょうか。

私は、「禍」と呼ばれる事象のすべてが、私たちの胆力と知力、そして、つながり力を、さらに強固なものにするための試金石だと捉えています。そんなことを言えるのも、私は決して独りではないからです。支え合う仲間がいる喜びは、私の何よりのモチベーションです。

今後、時代はますますスピードを上げて変化を遂げていくでしょう。ですが、人は、人とつながってこそ進歩し、幸福になれるという原理は不変のはず。その原理の威力をさらに広めつつ、私自身、つながり力の恩恵をこれからも大いに堪能していこうと思っています。



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