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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」295 日本ならではの華々しいビジネス



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<最近の発見>  日本ならではの華々しいビジネス
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夏が来たと思う瞬間がある。

愛知県の協力会員の田村康子さんは、
ノウゼンカズラの開花を目にしてそう思ったと、
NICe日記に書いていた。

意識して街の中を見回してみると、確かにあちらやこちらに、
あの鮮やかなオレンジ色の花弁が咲き誇っている。

自然の移ろいに敏感な田村さんの「現場レポート」は、いつも楽しい。

考えてみると、サクラの開花時期には、やたら敏感な私たちだが、
ほかの植物の開花に関心を寄せる人は、さほど多くない気がする。

もちろん早春のウメや初夏のアヤメ、梅雨時のアジサイ、
秋のコスモスや冬のシクラメンなどは話題になるし、
最近は菜の花や芝桜、チューリップ、ネモフィラ、ポピー、
ラべンダー、ヒマワリ、バラ、コキアなどの花畑にも人が集まる。

それでも季節を彩る花々の数からしたら、
耳目を集める花の種類はあまりに少ない。
この国には、人を魅了する花々がまだまだたくさんあるのに。

そう言えば、確か九州のどこかで、
元は田圃だった場所をユリ畑に変えた取り組みがあった。
ユリ畑に来場した人は、入場料を収めれば、
両手いっぱいに抱えられるだけのユリを持ち帰れることになっていた。

見るだけでなく、摘めるのも花の魅力だ。

四季豊かな(最近はちょっと変だけど)日本。
南北に多様な植生が広がる日本。
花々こそ、この国の優良産業資源と考えて、
それを活かすビジネスをどんどん生み出していくべきではないだろうか。

一枝だけなら手折りOKの桜並木とか、
摘んだ花に合う花瓶を選べる花園とか、
植木市ではなく、花屋さんがブースを連ねる「花屋市」とか、
なんだかんだできそうじゃないだろうか。

田村さんなら、もっといいアイデアを思い付きそうだ。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第295号(2024/7.8発行)より一部抜粋して掲載しました。
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2024-09-14 05:39:47Mr.NICe
 増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」299号 存在感ゆえに……

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