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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」265 好青年じゃなくて、好男子でもなくて……



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<最近の発見> 好青年じゃなくて、好男子でもなくて……
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先月、企業の業務プロセス改善を支援する会社の社長にお会いした。
とても好感の持てる人物だ。

40代後半だったと思う。
私からすれば、好青年に思えるのだが、
世間では、そのような年代の男性を好青年とは呼ばない。

そういえば、好少年や好中年、好高年といった言葉はない。
青年にだけ「好」を付すのは、婚姻との関係だろう。
実際、年配の仲介者が女性側に男性を紹介する際、よくこの言い方を使う。

それはともかく、問題はくだんの社長の属性を、いかに端的に表すかだ。

好人物。これなら年齢は関係ない。
と思って念のため、好人物を辞書で確認したら、
「おひとよし」という意味もあるとか。んー、それじゃあダメだ。

なら、好漢はどうか。古くさいな。

好男子は? 男子というには、年がいってるなあ。

困って、しばらく腕組みした後、
このコラムを、もう一度上から読み直してみた。

あら、びっくり。
彼を表すうえで、もっとも適切な言い回しが、すでに書いてあるじゃないか。

「好感の持てる人物」。

これで良かったのだ。

答えが出ているのに、ああだこうだと捏ね繰り回して、
見つけていたはずの答えを見失ってしまう。こういうことが時々起きる。

思案しすぎてわからなくなったら、
出発点に戻り、最初に考えたことを思い出してみる。
意外と効果的な課題解決方法かもしれない。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第265号(2023/3.14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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