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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」252 暗闇からのメッセージ



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<最近の発見>  暗闇からのメッセージ
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私のNICe日記に、北海道の協力会員・滝上耕太郎さんが、
「いつものように」コメントを付けてくれた。

今回も私の書いたテーマとは、関係ないように思えて、
実は通底するものがあるようでもあり、
でも、結局のところ、私が日記から連想した事柄を、
好き勝手に書いたと推察されるコメントが寄せられていた。

で、「いつものように」、そのコメントが面白い。
今回は「闇」についての考察だ。
(滝上さんの面白い考察の内容は省略)

私が思うに、「闇」とは、そもそも光が存在しない世界、
もしくは存在しても、それが完璧に遮断されている状態のことだろう。

それと比べると、「暗」は、何らかの要因によって光が届かない状態、
あるいは、あっても微弱な量でしかない状態のことと推察できる。

そう考えると、「暗闇」という言葉は面白い。
文字通り解釈すれば、
「多少は光がある」かもしれないし、
もしかしたら、「まったくない」かもしれない。
いずれにしても、「何も見えなくて当然だよね」という意味だろう。
その状態を心理に置き換えると、まさに絶望そのものだ。

だが、ちょっと待った!
本気で絶望するのは、まだ早い。
もう一度「暗闇」という文字を眺めてみよう。

「日」がとざされて、ほぼ何も見えないが、その横には「音」がある。
「門」に囲まれて何も見えないが、その中には「音」がある。

そう、「暗」や「闇」は、希望のかけらだ。
見えないからと言って、諦めるのはまだ早いぞ。音があるじゃないか。

むしろ、見えないからこそ、
耳を澄ませば大事な音や、大事な声が聞き取れるかもしれないぞ。
人間の感覚はダテじゃない。人間はすごいぞ。頑張れ!

私はそんなメッセージを、
この「暗闇」という文字から聞き取った。

「暗」や「闇」に限らず、
文章をさらっと読んでしまうと、文字の奥深さに気付きにくいものだ。
今回は、たまたま滝上さんが、私の日記の趣旨とは、ほぼ関係ない、
「闇」について、やたらと語ってくれたおかげで貴重な発見ができた。感謝。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第252号(2022/9.7発行)より一部抜粋して掲載しました。
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