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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」206 強いられた苦労か、買って出た苦労か



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<最近の発見> 強いられた苦労か、買って出た苦労か
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苦労人は、実年齢より老けて見えるとか、痩せているとか、
物の本ならぬ物のネット記事に書いてあった。
それが正しい指摘だとすれば、私は苦労人ではないことになる。

確かに私はまだまだ苦労が足りないという自覚はある。
ただし、山梨県の協力会員の石田恵海さんについて言えば、
決して老けては見えないし、痩せても見えない(すまん)が、
なかなかの苦労人という印象はある。

なんせ、古民家の宿「旅と裸足」を開業した途端、
コロナのせいで緊急事態宣言発動である。
そもそも、宿の開業準備のときも、
感覚がズレている金融機関担当者のせいで、いらぬ手間を強いられた。

細かいことを言えば、
開業資金調達の一環で実施したクラウドファンドの返礼品の竹製歯ブラシが、
支援者の手元に届いてみたらカビが生えていて、
結局、もう一度全員に送り直すなんていう事件もあった。
もっとも、カビが出るということは、防カビ剤不使用の証である。
毎日、口の中に入れる道具に「毒」を塗る方が、私はいかがかと思う。

でも、それもこれも、石田さんが宿を開業しようとしなければ、
身に降りかからなかった事態である。

言い方を換えると、彼女が宿を開業しようと決心しなければ、
数々の課題に遭遇し、その課題を解決するための方法やマインドを獲得し、
経営者としての力量を上げる機会を得ることはなかった、ということである。

起業家は、起こした業を通じて人々の喜びに貢献し、
その喜びの声と対価を頂いて、自らの幸せを噛みしめる生き物だ。

しかし起業家は、そうした成功を掴む以前から、すでに幸せなのだ。
なぜなら、自ら苦労を買って出る自由と、
その苦労によって成長を遂げる機会を確保しているからである。

というわけで、私は新たな説を唱えたい。
強いられた苦労は、人を老けさせ、痩せさせもするだろうが、
買って出た苦労は、むしろ人を若々しく、ふくよかにするものなのだと。
(実際のところは、体質が影響するとは思うが……)

それはともかく、自ら苦労を買って出る人、
つまり、挑戦し、困難にぶつかり苦悩し、それでも諦めず事態を打開し、
一歩ずつ前に進み、その経験を武器にし、その体験を糧とし、
得た武器と糧を元手に成長して、さらに新たな挑戦に打って出る人は、
間違いなく輝いているし、間違いなく多くの人から慕われる。
これは断言できる。むろん、石田さんもそういう人だ。

「旅と裸足」http://tabitohadashi.com/

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第206号(2020/1007発行)より一部抜粋して掲載しました。
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