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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」207 「趣味は?」「ありません」



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<最近の問答> 「趣味は?」「ありません」
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人から尋ねられて、もっとも困惑するのが趣味についてだ。
自分にとって何が趣味で、何が趣味ではないのか、線引きがとても難しい。

少なくとも、仕事とは言いたくない。
つまらないヤツだと思われそうだし、
反対に、仕事を趣味程度に捉えている不埒なヤツと見られる懸念もある。

かといって、「読書と旅行」などと、
履歴書に書くような回答をするのも気が進まない。
実際、読書も旅行も好きだが、平凡なタイプと決め付けられそうだ。

それならいっそ、三角関数とか古代エジプト史とか言ってみる手もあるが、
「へー」と相槌を打ちながら、「付き合いにくいタイプだな」と、
相手が心の中で思うだろうことは想像に難くない。

ジョギングと答えれば、「健康維持に必死な中高年」と思われるだろうし、
囲碁と答えれば、「黙って何かを考えている怖い人」と思われそうだし、
音楽演奏と答えれば、「青春時代が忘れられないオッサン」と思われるだろう。
ましてや切手収集だのプラモデル作りだのと答えようものなら、
「出た~、昭和の遺物!」と、失笑を買うのが落ちである。

要するに、趣味に関する質問に対して安易に回答を与えることは、
私のタイプを分類したがっている相手の術中に、まんまとはまることになる。
一つや二つの趣味だけで、私という人間を推し量られるなど、冗談じゃない。

本音で言えば、冒頭に記したように、何が趣味なのかよくわからないし、
迂闊に答えれば、決め付けを喰らう危険が大きい。
なので私は、尋ねられたら、「ない」と答えることにしている。

この答え一発で、相手は私に対する予断を下すきっかけを失い、
「では、何に関心がある人なのだろう?」と、
私の話を踏み込んで聞いてみようという態度に変わることが多いものだ。

予想を裏切るというより、予想の範囲の外にある答えを口にすることが、
やりとりの主導権を握るうえで有効である、という話の一例。

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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)に、
NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さんへ、
感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜んなるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第207号(2020/1014発行)より一部抜粋して掲載しました。
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