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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」86 「足まわり」を固めよ!



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<最近の発見> 「足まわり」を固めよ!
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久々に茨城県の水戸市にお邪魔した。
「そろそろ鮟鱇(あんこう)の季節ですね」と、地元の人に語りかけると、
「あ、そうですか。水戸の名物は鮟鱇ってよく言われるんですが、
私たち地元の人間は、あまり鮟鱇を食べないんですよね」との反応。
新鮮な鮟鱇が食べられて羨ましいと思っていたので驚いた。

もうひとつ驚いたのが、不思議な名前の外郭団体の職員に出会ったことだ。
その団体、「一般財団法人 水戸市商業・駐車場公社」という。

調べると、東京や熊本にも駐車場公社はあるが、
「商業」と「駐車場」がセットになっているのは、水戸だけだ。

商業というのは概念だし、そこに含まれる事柄も多岐に渡るが、
駐車場は、駐車場以外の意味は持たない。
この並列しがたい単語の組み合わせに私は驚いたのだ。

ところが水戸の中心地を動いてみて、その意味が飲み込めた。
水戸駅の周辺には商業施設や観光施設がたくさんあるが、
城下町だったために、道路が複雑に入り組み、一方通行も多い。
だから中心地のとある場所から別の場所へクルマで移動しようとすると大変。

この問題は、駐車場を適切に配置し、利用を促進し、
複数の目的地を、徒歩で移動してもらうようにすればクリアできる。

駐車場は、水戸中心地のスムーズな移動を担保する重要拠点であり、
商業や観光業の振興に不可欠な要素だと理解した。だからセットでいい。

私の解釈が正しいかどうか確かめてはいないが、いずれにしても、
「足まわり」を固めることが商業振興を支えるという視点を得たのは収穫だ。

10月下旬と11月上旬にも、私は水戸市を訪ねるので、レンタカーを借り、
適切な場所にある駐車場にクルマを停めて、食べ歩きを楽しもうと思う。
お目当ては、誰が何と言おうと、鮟鱇鍋だ(笑)。


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第86号(2015/10/14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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