pickup! NICe日記 第73回 清田常治さんの「解雇規制緩和 Vs 生産性向上」
・
【増田紀彦の講評】
講評:私はかれこれ8年間、福島県内各地の農家を訪問し、経営を支援
しています。農家には様々な課題がありますが、「儲かる農家になる
ためには、自分自身で農産物を販売してみることが必須」と伝えてい
ます。流通マージンが省けて利益が上がる、などという意味ではあり
ません。実際に消費者の表情を眺め、言葉を聞き、手先を見つめ、財
布を覗いてみる経験が、生産のあり方を考え直す契機になると考える
からです。さて、この日記の筆者であるジョージさんは、「社内失業」
状態の人員の有効活用策として、「食品メーカーなら飲食店へ、農機
具メーカーなら草刈りの現場へ、製薬メーカーならドラッグストアへ」
と、販売やサービスの現場へ社員を送り出すことを提案しています。
それにより人材のセカンドキャリア開発にもつながるでしょうし、当
該企業へのフィードバック効果も期待できますね。川上企業は川下へ、
川下企業は川上へと人を送る。こういう流れを日本全体で推進してい
くべきだとあらためて痛感しました。
■□■───────────────────────■□■
「pickup! NICeな仲間の日記から」第73回
3月最優秀日記
清田常治さんの「解雇規制緩和 Vs 生産性向上」
■□■───────────────────────■□■
全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合う
NICeのSNSの投稿から、今回は、増田代表が選んだ
2019年3月 月間最優秀日記をご紹介。
───────────────────────────
日本の生産性が低い原因は、
1.従業員20人未満の小規模企業で働く労働人口の割合が高い、
2.女性活用ができていない、
3.最低賃金が低い、
4.最先端技術の普及率が低い、
5.輸出ができていない、
6.ルーチンワークが多い、
という事で、解雇規制緩和で、生産性UPに必ずしもつながらない
という主張
でもね
社内失業しているのも事実
であれば、社外インターン制度?みたいのを作り
自社以外での活躍を模索し、納得できる転職推進
はどうでしょう?
単に社外を見るだけでも研修になると思うし・・・・
例えば、レトルト食品を製造している会社なら
飲食店で作業をするとか
草刈り機を製造している会社なら
草刈を業務にしている会社とか
製薬会社ならドラッグストアで作業するとか
勉強になると思うけどね
2019年3月1日 投稿
┌───────────────────────────┐
愛知県/NICeユーザー 清田常治さん
└───────────────────────────┘
※これまでの月間最優秀日記はこちら
/nicediary
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この日記は、NICeのSNSに登録すると、
閲覧およびコメントをつけることができます。
また、このほかの優秀日記2作もご覧いただけます。
SNS登録及び利用は無料です。