増田通信より「ふ〜ん なるほどねえ」114 反省は、成功の証
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<最近の確信> 反省は、成功の証
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昔、顧客の担当者から、こんな言葉を掛けられたことがあった。
確かに増田さんが今思っているように、
大きな仕事を収めた途端、反省点がいくつも浮かんでくることがあります。
そうなると、その仕事は失敗だったような気がするのですが、実は違う。
むしろそれは、その仕事が成功したことの証明ですよ。
高いレベルの挑戦をして、高いレベルの成果を生んだ時に限って、
そういう反省事項がぞろぞろ出てくるものなんです。
反対に、反省点がなく、完璧だったと思えるようでは、
その仕事は、たぶんレベル的には低いものになっているでしょう。
例えるなら、増田さんが小学1年生の漢字のテストで100点を取るのと、
漢字検定1級のテストで95点を取るのと、どっちがすごいかって話です。
増田さんは今、正しく書けなかった5点分を悔やんでいるけど、
客観的には、超難問の95%をクリアするという偉業を達成している。
そういうことなんですよ。
だから、今回の仕事は、増田さんの仕事のステージを、
これまでより、何段階も上げと思いますよ。自信を持つべきです。
そして、次の仕事では、今回の悔しさを胸に抱いて頑張るでしょうから、
さらにまたステージが上がるでしょう。
でも、ステージが上がったせいで、またまた満点は取れず、
あれこれと反省点が浮かんできて、落ち込む(笑)。
というわけで、反省や後悔は、
成功の証であると同時に、成長のタネでもあるんですね。
増田さん、いい仕事をしましたね。
さあ、成功と成長を祝して一杯やりにいきましょう。
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『NICeつながり祭り2016』を終えた12月10日の深夜、
久々にこの言葉を思い出した。
NICeの1年間の活動成果を、この1日で表明し、証明する。
もとより大変なことをやろうとしている。
満点など、簡単に取れるわけがない。
とは思いつつも、正直、今もまだ、ああすれば良かった、
こうしなければ良かったという思いはちらつく。
でも、それでいいのだ。
むしろ、それがいいのだ。
私は今、高いレベルに挑戦したという証と、
来年のつながり祭りをもっとすごいものにするという覚悟を手にしている、
ということになるのだから。
佳き、年の瀬である。
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みなさんの2016年はいかがでしたか?
願わくば、
「来年はこうしよう、こうせねば、こうしたい、こうするぞ」と思う、
ちょっと悔しい気持ちが入り交じった年でありますように。
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みなさん、今年も1年間、ご愛読ありがとうございました。
ではまた来年。
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さあ、飲みに行こう!
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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第114号(2016/12/14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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