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全国各地の異なる業種・地域・世代の人たちが集う NICe の SNS の中から、毎月選ばれる「月間最優秀日記」を紹介しています。起業家や経営者、支援者、起業副業準備中の人たちの実体験や発想、日常のひとこまから、学びと刺激をもらえます。
pickup! NICe日記 第11回 原澤雅和さんの『間違いから真が出ることがある』



全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合うNICeのSNSの中から、
ご本人の承諾を得て、投稿したNICe日記を転載。
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ご面識のあるお寺に「子宝のお寺」があります。
不妊に悩む方々が、全国から参拝にみえます。

子宝祈願といえば、神社の専売特許。
全国的にもお寺で子宝の御利益を謳うところは珍しいです。
なぜ、そこが「子宝のお寺」になったのか。

・・・実は、ある「ウワサ」が囁かれています。

今でもそうなのですが、もともと、そちらのお寺は
『出世・子育』の御利益でした。
子供が丈夫にたくましく育って立身出世するように、
という願を掛けるお寺は全国に沢山あって、特に珍しくはありません。

ところが、10数年前とも、数十年前とも、もっと前ともいわれますが、
ある時、あるカップルが参拝にみえたのです。
「しゅっせいのご利益があるお寺は、こちらですか?」と。
「子供がなかなか出来ないので、しゅっせいのご祈祷を受けたいのですが、、、」

「出世」は、もちろん「しゅっせ」ですが、
それを「しゅっせい」と読み違え、「出生のご利益がある」と思って、
お参りに来たのです。
ご住職、「?????」とは思いながらも、
お子様の「しゅっせい」を祈願されました。

すると、なんということでしょう!
ほどなくして、そのカップルが「子宝に恵まれました!」
と喜び勇んでお礼参りに来られたのです。

さらには、その後も、訪れたカップルが、連続して
何組も子宝に恵まれるという出来事があり、
近年になって、不妊に悩む人たちが作るインターネットコミュニティで、
その話が広がった結果、「出世・子育」だったお寺は
「子宝を授けてくれるお寺」へと大変身を遂げたのです。

最初の時に「ウチは出生祈願はしていません」と断っていたら、
今日のこの隆盛はなかったかもしれません。
勘違いであったとしても、決して否定せず、真摯に向き合えば、
思わぬ真が出てくることもある。

そんな教訓もある、子宝のお寺の「ウワサ」。
アナタは信じますか、、、、?


ちなみにある時、何の拍子か、
「お札持ってく?」
と、子宝祈願のお札をいただくことになりました。
記念にと思って家にもって帰ったら、ニョーボがひっくり返りました。

「もういらないわよ!」
結構真剣におこられましたwww


※2013年08月31日投稿
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 神奈川県横浜市/NICe協力会員・原澤雅和(はらさわ・まさかず)さん
 桜企画 代表
 NICe会員情報はこちら
 http://www.nice.or.jp/category/members/members-kanto/page/3

●NICeのSNSの中に投稿されている、フレンドからの紹介文
「NICeの勉強会やイベントで何度もお会いしていますが、
ひとことで言えば「何でも博士」のクリエーターです。
広報戦略のプロであり、良きパパであると同時に、
日本人のルーツや神社仏閣に関して、歴史的背景から
現代的な視点まで含めて教えてくれる先生でもあります。
それらを堅苦しくなく、楽しませながら聞かせてくれる、
お人柄の厚さも大きな魅力です」


 
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