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vol.189【増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」第51回 爆笑! エレベーター・クイズ】



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Vol.189            2023.6.12
つながり力で起業・新規事業!メールマガジン
起業支援ネットワークNICe https://www.nice.or.jp

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このメルマガは、NICeの活動に参加された方々、
またはNICe代表理事・増田紀彦と名刺交換をされた方々、
および全国の起業家、経営者、農林水産事業者、起業・創業希望者、
地域振興関係者、中小企業支援・創業支援機関、一次産業支援機関の方々へ送信しています。

  ┃目┃次┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 
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【1】シリーズ増田紀彦の
  「ビジネスチャンス 見~つけた」

  第51回 爆笑! エレベーター・クイズ
   
【2】先輩経験談 
   あるある!ピンチ&リカバリー

  第44回 飯田真一さん(千葉県)
  

    
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増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」

 第51回 爆笑! エレベーター・クイズ
 
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ディスプレイを設置したエレベーターが増えている。
とくに雑居ビルやマンションなど、小規模の建物で見かけることが多い。

そのディスプレイに自分自身が映し出されることがあり、
一瞬、ドキッとしたりもする。

「あなたは、このように監視されていますよ」。
「ですから変なことはしないほうがいいですよ」。
そういう無言のメッセージか。

私はそもそも変なことをする予定も計画も今のところはないが、
どこかにいる誰かが自分を見ているかもしれないと思うと、
やはりいい気はしない。
しかも、姿勢の悪さが一目瞭然なので、恥ずかしさすら感じる。

あのディスプレイ、エレベーター内に閉じ込められた際など、
センターとやりとりできるテレビ電話になったりするのだろうか?
そうなら、恥ずかしさも少しは我慢できる。

さて、そのディスプレイ、けっこう頻繁に画面が切り替わる。

ショボい自分自身の後ろ姿に辟易していたら、
突如、青葉茂り、清流せせらぐ、風景写真に変わったり、
どこかで見たことがあるようなないような夜景に変わったりする。

かと思うと、なぜか、クイズが出てくる。

まあ、エレベーターに乗っている時間など、ほんのわずかだから、
難問が出されることはない。

むしろ、補助線を引かなければ計算できない面積の問題とか出たら、
それはそれでウケる。

もっとも、「青天の霹靂」の読みを問うクイズに出くわした時は驚いた。
エレベーター・クイズにしては、やや上級者向けだ。
一定時間後、読み方と意味も解説されるから、ちょっと勉強になる。

時には「珍問」が出題されるケースもある。

以前、ネットで話題になったのが、
東京・秋葉原にあるビルのエレベーターで出題された問題だ。

いわゆる穴埋め問題で、
ディスプレイに表示されたのはこんな文字。

「○起不○」。

さあ、正解は?

もちろん私もすぐに答えが浮かんだ。
しかし、不特定多数が利用するエレベーター内で、
「そんな答え」を正解とする問題が出されるはずがない。

うーむ。じゃあ、なんなんだ???
結局、私は正解に到達できなかった。
瞬間的に浮かんだ答えの呪縛から逃れられなかったのである。

正解は「再起不能」。

ああ、なるほど……。
ご丁寧に例文も表示される。

「彼女に振られた彼は再起不能だ」。

いやいやいや、これ、やっぱり狙ってるでしょ。
ゼッタイ狙ってるよね(笑)。

出題センスの秀逸さはともかく、
この一件でわかったことがある。

「エレベーターのディスプレイの映像や画像は、自由に設定できる」、
ということだ。

これまで、当たり障りのない風景写真や、
常識的なクイズばかりを見せられていたので、
私は「あり物」しか表示できないと思い込んでいたが、違うようだ。

だとすれば、こんな面白いメディアはない。

自社ビル内のエレベーターなら、例えば、
「当社の人気商品は…… Aきのこの山 Bきのこの雫 Cきのこの思い出」、
のような感じで、企業PRにも使えるし(選択ワードは再考の余地あり)、
特定の業界の人が利用したり、特定の世代の人が利用したりする場所なら、
その人たちへのプロモーションを狙ったクイズが出せる。

すでにディスプレイを広告媒体として活用しているケースはあるが、
効果を求めるのなら、私は断固としてクイズ形式をお勧めする。

とくに選択式や穴埋め式のクイズは情報伝達速度が極めて速いから、
ターゲットを短時間しか拘束できないエレベーターに適しているし、
何より、映像制作費がほとんどかからないから、コスパもいい。

当然のことながら、広告プランニング会社にとってもチャンスだ。

ディスプレイ付きのエレベーターを設置しているビルを見つけ、
エレベーターの管理会社に連絡を取れば、提案ルートが割り出せるだろう。

「○起不○」を超える感動的な出題が、
全国のエレベーター内を席捲する日が来ることを、心より願う。




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「先輩経験談 あるある!ピンチ&リカバリー」

第44回 ツテもコネもなく、営業準備もせず開業。
人とのつながりで紹介先や情報を得て、実績づくりへ

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起業したては誰もが新人。独立してから遭遇する、
始動して初めてわかる、直面するピンチや悩みの数々。
そんな「起業あるある!」事例から学ぶシリーズ。

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 飯田真一さん 2010年開業
 千葉県市原市
 
 社会保険労務士いいだ事務所
 http://iida-office.net
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独立前の勤務先は転勤が多かったため、
「定住したい、自分の地元で仕事をしたい」との想いが募り、
国家資格を得て独立しようと決意した飯田さん。
現在は社会保険労務士として、
行政の労働相談相談員や年金事務所での相談員をはじめ、
企業や個人事業主の各種手続き、就業規則の診断・作成、
保険や助成金の申請代行など、主に地元で活躍している。

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「試験勉強自体は面白くて、
それまで知らなかった社労士の仕事内容や、
いろんな制度にもどんどん興味が湧いてきたのですが、
資格を得て、会社も辞めて、いざ開業!
したものの、予定が真っ白でした。

ツテもコネも何も持っておらず、営業準備もしていなかったので、
当然、お客さまがいない、仕事がない、収入がない。
後から思えば、試験勉強と並行して、
営業視点での開業準備をしておくべきでした。
まずは社労士事務所に転職し、そこで試験勉強と平行しながら業務を覚え、
お客さまも継ぐ。そういう視点も皆無でした。

慌ててポスティングしたり、DMを打ったりしたものの、反応はほぼなし。
私自身も、そういうものに目を通さない質ですから、
だよねー、と思いましたけれど。無駄だったなぁと。
開業してから2年程、そんな状態で、気持ち的には一番のピンチでした。

どうやってリカバリーしたかは、人のつながりです。
同業者の先輩や支部などで雑談の中から、
少しずつご紹介や情報をいただいて、芽が出てきた感じです。
こういう人脈づくりは大事だと、今では実感していますが、
開業前にこの発想がなかったのです(苦笑)。

身体的なピンチで言うと、世間がコロナで大変だった時期に、
私は蜂窩織炎(ほうかしきえん)という病気で、
3か月入院を余儀なくされました。
そんな入院中にお客さまから連絡があり、
事情を伝えると『待っている』と言ってくださり、ありがたかったです。

入院中に、自分では眠くなって寝たつもりが、
一時的に呼吸停止になったようで
目が覚めたらICUに、ということもありました。

無事に退院できた時は、ほっとしましたが、
今度は、ほぼ同時に、緊急事態宣言へと突入。
私にとっては、退院直後で静養しなければならない時期でしたので、
外出を控える風潮になったことは、正直、ありがたく、
しばらく相談案件もほぼなかったことも、ある意味ラッキーでした。
しかも持続化給付金の支給要件を満たすことにもなって、
受領できたこともまたまたラッキーでした。
人とのつながり、運、タイミングに救われているなぁと実感します。

これからも、ご縁や運に感謝して、今ある仕事を続けながら、
企業さんの相談業務も広げていきたいと思っています」


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   あなたの挑戦を応援しマッスー☆
      ワンポイントガイド
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飯田さんはNICeの仲間たちから「しんちゃん」と呼
ばれる愛されキャラです。でも私はいつも「飯田さ
ん」と呼んでいます。なぜだろうと考えて、わかっ
たことがあります。私は「物静かな専門家」に畏敬
の念を抱く傾向があるのだと。そうなんです。飯田
さんは、私のように、何の専門分野もないくせに、
ああだこうだと喧(かまびす)しいタイプと対局に
いる人物なのです。だから磁石のように、彼に惹か
れるのかもしれません。ただ、こういう専門家気質
の人は概して営業活動が苦手です。「私もそうだ」
と思う人も少なくないでしょう。でも、大丈夫。飯
田さんが解決方法を語ってくれていますよね。その
人の価値を知る仲間がいれば、必ず有形無形の応援
を受けられるものです。「営業が苦手な人は仲間を
作る」。これに優る手立てはありません。実際、最
近も「社労士を探している人がいるので、しんちゃ
んを紹介したい」と私に連絡してきた人がいました。
「しんちゃん応援団」、本当にすごいです。ちょっ
と羨ましいかも。(ますだ)



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 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃編┃集┃後┃記┃ ┃  
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先輩経験談に登場いただいた飯田さんと、
初めて会ったのは2011年、NICeの日(7月14日)に
千葉大学の構内で開催された学生×NICeの勉強会でした。
それ以前にSNSで交流していたせいか、
すぐに「しんちゃん」と呼んでいた記憶があります。
フットワークが軽くて、NICeの集いはもちろん、
アートイベントのボランティアやプロ野球の試合観戦にも熱心。
コロナ禍も去って、元気になって、
応援したりされたりの活動も再開ですね。

次号のNICeメルマガ「つながり力で起・新規事業!」は、
6月21日頃の配信予定です。
(NICe広報・岡部)
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