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つながり力で起業・新規事業!
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vol.102【増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」第17回:さよなら、メーリングリスト】



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                         2019.12.11 
   「つながり力で起業・新規事業!」 メールマガジンVol.102

     起業支援ネットワークNICe /

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このメルマガは、NICeの活動に参加された方々、
またはNICe代表理事・増田紀彦と名刺交換をされた方々、
および全国の起業家、経営者、農林水産事業者、起業・創業希望者、
地域振興関係者、中小企業支援・創業支援機関、
一次産業支援機関の方々へ送信しています。

  ┃目┃次┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 
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【1】 シリーズ
    増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」

     第17回 さよなら、メーリングリスト
    
【2】 「pickup! NICeな仲間の日記から」

    10月最優秀日記 田村康子さん(愛知県)
    『「復興芝生」のこと、知ってますか?』
    

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    増田紀彦の「ビジネスチャンス 見~つけた」
 
     第17回 
     さよなら、メーリングリスト
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私にとってはもちろん、独立心あふれる多くの人々にとっても、
1997年という年は重大な転換点だった気がする。

リクルートが起業・独立・新規事業を応援する情報誌、
『アントレ』を創刊したのがこの年だった。

それまで、起業・独立を志し、かつ、実行できるのは、
それなりの資力とキャリアと野心を有する人物に限られていた。

が、「そうではないあなたにもチャンスはある」ことを、
『アントレ』は高らかに宣言した。
そう言える背景にはいくつかの変化があったが、
何より大きかったのは、PCとネットの普及だろう。
とくに電子メールの登場が鍵だった。

特別な技術を要さず、誰でも自宅にいながら、世界と繋がれる。
当時の私は「革命が起きた」とすら思った。

電子メールの普及は、次々と画期的なサービスを生み出した。
ひとつにはメールマガジン、
そしてもうひとつがメーリングリスト(ML)だ。

ネットコミュニケーションと言えば、「LINE」と答える、
若い読者の中にはMLをよく知らない人もいるだろう。

MLは、複数の人に対して同時にメールを送る仕組みのこと。
1つのメールアドレスにメールを送信するだけで、
MLに参加している全員に同じメールが届くのである。
PCを発信手段とした場合、MLは極めて便利な仕組みだった。

その「素晴らしきMLの老舗」ともいうべきサービスが、
GMOが提供していたfreeml(フリーエムエル)である。
まさに『アントレ』創刊と同じく1997年のサービス開始だ。

その『アントレ』が今年の6月をもって休刊となり、
後を追うように、freemlも12月2日に22年間の役目を終えた。

まあ、ネットの世界の20年は長い。
上記したように、電子メールは誰もが簡単に使えるしろものだが、
その簡単さが、スパムやウイルスの拡散に悪用される理由にもなり、
今や「便利」以上に「危険」な印象が強いものになってしまった。

そうなれば電子メールは廃れる一途だし、
電子メールでのやりとりを前提としたMLがなくなるのも、自然な流れだ。

だが、それでもやっぱり、MLを使い慣れてきた世代にとっては、痛い。
「多少の年間使用料なら払うから、誰かMLを使わせてくれよー」と、
殊勝な気持ちで願いを込めたら、ちゃんと後継サービスが出てきた。

『らくらく連絡網』。

しかも、「広告あり」でいいなら、無料で使えるという。
いやいや助かった~。
さっそく、いくつかのMLをfreemlから、
「らくらく」に移したことは言うまでもない。

繰り返すがネットの世界の変化はとにかく早い。
ということは、使えていたものが次々使えなくなるということである。
そこを狙おう!

しぶとくWindows XPを使い続けようとした人がたくさんいたように、
慣れ親しんできたサービスを手放したくない人はごまんといる。

もちろんネットに限った話ではない。
「消え行く物事の陰に、ビジネスチャンスあり」である。

     
     
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  「pickup! NICeな仲間の日記から」第80回
   
  10月最優秀日記 
  田村康子さんの『「復興芝生」のこと、知ってますか?』  
   
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全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合う
NICeのSNSの投稿から、今回は、増田代表が選んだ
2019年10月 月間最優秀日記をご紹介。
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ラグビーワールドカップは、
我が家から歩いて20分くらいの豊田スタジアムでも試合がありますが、
チケットを持っていないので、もっぱらテレビ観戦です。

その豊田スタジアムのピッチには「復興芝生」が敷かれています。

復興芝生とは、2011年3月11日の東日本大震災の際、
津波で浸水した宮城県山元町の畑で育てられている芝生です。

塩害と、砂地になってしまったことで、
農作物がうまく育たなくなった畑に芝生の種をまいてみたら、
それは見事に育った芝生。

砂地で育つ復興芝生に注目したのが豊田スタジアム。
水はけをよくするために、ピッチを砂地にしてあるのだそう。


さて、そんな復興芝生に関する記事が、
たとえば、こんなふうに新聞のネット記事でも
配信されているんですが。
https://mainichi.jp/articles/20190929/ddl/k04/050/012000c
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092402000248.html

この話題、テレビでは見たことがないんですよね。
やっていたのかもしれませんが・・・。

世界各国からやってくるラグビー選手やサポーター、
日本全国、いや、世界中の人が観ているワールドカップ。

そんな絶好のタイミングで、その舞台となるスタジアムで、
復興芝生が使われており、その品質もよく、
選手にも好評という話題を、
なぜもっと報道しないのか、アピールしないのかと、
なんだかなー、な気持ちでいます。


ここから先、ちょっと愚痴になります(笑)。

だいたい、名古屋のテレビ局は、
娯楽ネタを放送する場合、名古屋市の、
それも中心部の行きやすいところの話題が大半。
東海圏全域を取材対象にするべきなのに、です。

東京のテレビ局も、関東全域をカバーすべきなのに、
東京のことばかりやると、
それもよく言われていることですけどね。

先日の、千葉県の台風被害も、
マスコミ報道が少ないと言われましたが、
これが東京都内のことだったら、
それはもう、どんどこ取材して報道したであろうことは、
想像にかたくないです。

フリーライターの仕事を、今はほとんどしていない私ですが、
東京でライター業をしていた頃、
取材先を選定する際、
できるだけ都内にしてくださいと言われることもしばしばありました。

理由は、交通費や宿泊費などの経費と時間をかけたくないから。

そのテーマや切り口だったら、
○○県のあそこがいいと提案しても、
でも、都内で決めちゃってください、って。


復興芝生の話に戻すと、
名古屋市のマスコミからすると、
豊田市まで行くのは遠いってことなのかな?

東京新聞の大元は中日新聞で、支社が豊田市にあるので、
上記のような記事が配信されることはあるんですが、
名古屋市のマスコミは、トヨタ自動車のこと以外、
そんなに興味ありません、
ってことが本音なのかなと勘ぐってしまいます。


さあ、5日の土曜日は、日本VSサモア戦。
日本テレビ系列で19:15から中継されますので、
ぜひ、選手たちの足もとの「復興芝生」にも注目してください!

2019年10月3日 投稿
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 愛知県豊田市/NICeユーザー・田村康子(たむら・やすこ)さん
 フリーランスライター
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New「増田代表の日記講評」とあわせてこちらに公開
 /archives/47467
New NICe日記2019年間グランプリ受賞!
 
 これまでの月間最優秀日記はこちらで一般公開
 /nicediary 
 

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 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃編┃集┃後┃記┃ ┃  
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みなさんはお宅や職場に、クリスマスツリーを飾りますか?
我が家はミニサイズの、しかも30年物の古いのを2つ、
灯りもLEDではなく、昭和レトロなライトを愛用しています。
それと、もひとつ。紙の輪でつくられたツリーも玄関に。
これは数年前、NICeのイベントの会場装飾にと、
送っていただいた手づくりで、
開演後に私が持ち帰らせていただいたもの。
制作者は、今号の「pickup! NICeな仲間の日記から」に
登場いただいた田村さんです。
温かな気持ちになる3つのツリーを
今冬も飾れたことに感謝します。

寒さ厳しくなってきました。
みなさんもどうぞ温かくしてお過ごしくださいね。

次号は12月23日頃に配信の予定です。
(NICe広報・岡部)
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 増田紀彦代表およびNICe会員への
 講演・取材依頼はこちらフォームにて受け付けています
 http://ws.formzu.net/fgen/S41692880/
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