2019年6月1日(土)福島県白河市のマイタウン白河で、「頭脳交換会 in 白河」が初開催された。頭脳交換会とは、プレゼンターが自身の事業プランや課題を発表し、それをもとに参加者全員が「自分だったら」という当事者意識で建設的なアイデアを出し合い、問題解決へと前進するNICe流の勉強会のこと。今回は、産業サポート白河主催、NICe協力により実施。白河市内および東西白川郡をはじめ、福島県内、東京都、埼玉県、神奈川県、新潟県から48名が集い、4組の経営課題・事業計画について改善策やアイデアを出し合った。
復興庁の実践型インターンシップ事業で、白河へ訪れた大学生により立案され、地元の建設業社・大政興業株式会社が運営するコワーキングスペース/Summit space PALLET。なんとこの日がオープン初日で、セレモニーを終えて会場へ駆けつけたという十文字さんがプレゼンに登壇した。場所は、国道4号に面し、上階は大政興業、1階がパレット。十文字さんはコミニティーマネージャーとして学生らとプロジェクト初期段階から関り、今後はここを拠点にして、地域の活性化に貢献できるよう尽力したいと抱負を語った。フロアには、個別のレンタルオフィス、ミーティングルーム、セミナー室、フリースペース、複合機・ロッカーなども完備。起業家や出張用のオフィス利用のほか、学生や市民のサークルでの利用に、ホームパーティやイベント開催に、待ち合わせや雑談の場に、など、フリードリンクで、飲食の持ち込みもOK。とにかく自由に思いのままに活用して交流してほしいと考えている。
外観は目立つが、まだオープンしたばかりで知名度はない。まずは気軽に、若いママさん層にも来館してもらいたいので、十文字さんは入り口回りに花壇を置いたり、足湯サービスはどうかと思っているところだという。何か面白そう、楽しそうなところと思ってもらいたい、そのための工夫やサービス、特にどの世代にどのようにアピールしたらいいのか、アイデアを求めた。
Summit Space Pallet
福島県白河市泉田池ノ上131―1 (1階)
電話 0248-24-4211
営業時間 9:00~21:00