一般社団法人起業支援ネットワークNICe

ユーザーログイン
最新イベント


レポート


Report
NICe協力 産業サポート白河主催 女性のためのプチ起業セミナー第6回(最終回)開催報告





2017年12月2日(土)、マイタウン白河にて「女性のためのプチ起業セミナー 第6回」が開催されました。これは「私らしく働きたい、自分の好きなことをカタチにしたい」という、起業に興味を持つ女性を対象に、基礎から実践まで起業ノウハウを段階ごとに学べる全6回シリーズのセミナーです。
講師を務めるのは、ふくしま6次化創業塾講師をはじめ、福島県6次化イノベーター、福島県6次化事業体コーディネーターなど、県内6次化推進役のひとりであるNICe増田紀彦代表理事。

最終回となる今回は、実践編のしめくくりとして、マイタウン白河地下1階にブースを出展する販売体験会『しらかわ女子 プチ起業マルシェ』です。セミナー受講生を中心に、事前の広報・集客活動から積極的に参加してもらい、一般来場者に向けてそれぞれの商品やサービスをアピールしました。



ハンドメイド雑貨やアクセサリー、手づくりパンやスイーツ、陶芸作品などの販売をはじめ、風水教室、健康ストレッチ、整体、おいしいコーヒーの入れ方、ネイルの体験&教室サービス、自然素材リップクリームづくり、ウッド小物づくり、料理のワークショップなど、販売あり、体験・教室あり、展示・商談あり、思い思いの33ブースが出展されました。各ブースでは、増田代表からPOPや陳列方法のアドバイスを受け、その場で改善する受講生も。そして10時のオープンとともに、会場にはお客さまが続々とご来場。




第3回「ぶっちゃけ座談会&意見交換会」にゲスト登壇したNICe小林京子理事も来場し、講師目線&消費者目線で、ブース出展者にアドバイス。また、午後には、マルシェ同時開催として別フロアにて、白河市男女共同参画講演会『働く女性のライフステージ~心もからだも元気に!気持ちよく働くために~』の講師も務めました。

 



終了予定時間の15時を過ぎても来場者が途切れることなく賑わっていましたが、
40分オーバーして15時40分にマルシェ終了をアナウンス。
最後に円陣を組んで、増田代表から宿題とエールが送られました。



「楽しかったですか? (はい!)
みなさん、とても楽しそうで、輝いていましたね。
でも楽しかった、で終わりにしてはいけませんね。
勉強になりましたか? 何が勉強になったでしょうか? 
来場されたお客さんがどう流れていたか、ブースで何を見ていたか、わかりましたか?
商品なのか、POPなのか、ブース出展者の顔か、みなさん、お客さんをちゃんと見ていましたか? お客さんの目線がどこを見て、どう動いたか。お客さんと目が合いましたか? 
何人かには修正するよう伝えましたが、お客さんを見ていなかったり、商品陳列の位置が低かったり、出展者もお客さんも下を見てしまうブースが多かったように思いました。どうですか? お客さんと目が合いましたか? お客さんをちゃんと見ていましたか?

目線が下がると、目が合いにくいですよね。目が合うということは、お客さんとの関係がその瞬間に生まれるのです。とても大事なことです。さあ、どうでしたでしょう?
 
この後、みなさんは今日の感想を産業サポート白河へ提出することになっていますが、今日の経験を字にして残すことは、改めて経験を生かすことになるのです。『楽しかったね、終わったね』で片づけず、ちゃんと経験を文字にして、残し、学び、今後に生かしてください。夏からの6回のセミナー、おつかれさまでした! これからも今日のように輝いてください!」



出展者からは、
「初めてのイベント出展で、何から何まで、新たな発見ばかりでした。商品づくりの準備に精いっぱいで、お客さんの目線の高さも考慮せず、ほかのみんなのブースを見て参考にする余裕もなかったことがまず反省です。目を合わせ、声を聴く。見て学び、それらを生かす。これからは実際の店舗へ客として行っても、そういう経営者目線で学び、いいなと思うことを取り入れていこうと思いました」
「ブースの中に座って、ただお客さんが立ち止まってくれるを待っているだけではだめだと、ブースの外で声掛けをしてみました。最初は緊張しましたが、用意したチラシを手渡して興味をもってもらい、話ができたことは収穫でした。もっと積極的にならなくちゃ」
「今回は産業サポート白河さんのお膳立てで出展させてもらいましたが、起業したら準備も広報も接客もすべて自分でやらねば、ですよね。もっと自主的に動かないとだめだなと感じたと同時に、こうして仲間と一緒だと、互いにアドバイスしあったり、切削琢磨していけると心強さも感じました」
「お客さんから、『こういうのはないの?』と聞かれて、あぁそういう商品にニーズがあるんだ!と気付きをたくさんいただけました。ブースを出したことで、動いてみて、その反応から得ることの多さに驚きでした。まだまだ勉強しないとならないですが、頭で考えているだけではなく、動いたからこそ気づくこと、学べることがこんなにも多いのだと実感します。繰り返し増田先生がおっしゃった『誰に』を忘れず前進します!」




【主催】
一般社団法人産業サポート白河
担当:角田(つのだ)
TEL:0248-21-7361
http://sangyo-support.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/sangyosupport/
【共催】
ハローワーク白河、白河市
【後援】
白河商工会議所
【協力】
一般社団法人起業支援ネットワークNICe




取材・文、撮影/岡部 恵

プライバシーポリシー
お問い合わせ