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全国各地の異なる業種・地域・世代の人たちが集う NICe の SNS の中から、毎月選ばれる「月間最優秀日記」を紹介しています。起業家や経営者、支援者、起業副業準備中の人たちの実体験や発想、日常のひとこまから、学びと刺激をもらえます。
pickup! NICe日記 第48回 山地伸幸さんの『起業希望者』



全国各地の異なる業種・地域・世代の人々が出会い学び合う
NICeのSNSの中から、ご本人の承諾を得て投稿記事を転載。
今回は、増田代表が選んだ2017年2月 月間最優秀日記をご紹介。
なお、毎月の最優秀日記を候補にした年間グランプリを年末に決定します。
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先日の新聞報道に起業についての記事が掲載されていました。

日本での「起業に無関心な人は72%」だそうです。
これは男女合わせて2000人を対象とした調査の結果です。

海外での同様の調査では
アメリカでは23%、ドイツは31%、英国は36%だそうです。

起業に無関心な人が72%ということは、
関心ある人が27%ということでしょうか。

関心ある人はアメリカでは77%で、日本とは真逆です。

この結果から経産省は、起業直後の企業に、
信用保証協会が全額保証する限度額を
1000万円から2000万円にして支援するそうです。

大して効果はないような気がします。
起業で必要なのは資金もありますが、
必要条件ではありません。

また起業を支援してくれる機関やシステムでもありません。

大事なのは、
「起業する人って素晴らしい」と起業家に憧れる環境を作ることです。

起業をする人が尊敬されることは大事です。
学校で起業の大切を教える教育も必要です。
日本にはお金を稼ぐ行為を低く見てしまう傾向があります。
お金を稼ぐことは大切なことと教えることです。

起業に無関心な人が72%いるということは、
リスクもおわず、冒険もしない。
安楽に生活が保証される生き方。
そのような生活を選ぶのです。

だから公務員になりたいという人が多いのでしょう。
皆が公務員になったら誰が稼ぐのですか!

破綻したギリシャでは、労働者の半数が公務員だと言われています。
起業希望者が少ないということは、
国の稼ぐ力が落ちていくことを意味します。

挑戦する人が増えて欲しい。
そして、そのような人を認め支援する環境作りこそ急務です。

NICeこそは支援する環境作りに貢献していると思います。
 
※2017年2月21日投稿
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 北海道札幌市/NICe正会員・山地伸幸(やまち・のぶゆき)さん
 株式会社ヤマチオフィス 代表取締役
 NICe会員情報はこちら
 http://www.nice.or.jp/category/members/members-hokkaido

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