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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ〜ん なるほどねえ」111 頑張れ、学生! 負けるな先輩!



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<最近のNICeなビジネスプランコンテスト> 頑張れ、学生! 負けるな先輩!
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大学生の約半数が、有利子の奨学金を使っているという。
卒業する頃には、借入残高は500万円前後に達し、
個人としては大きな負債を抱えて社会へ出て行くことになる。

さて、大学を出ても非正規雇用では、容易に月々の返済ができない……、
そう考えるから、学生たちはなおさら正社員就職にこだわる。
500万円借りて、月々2万円ずつ返すとしても、20年以上の長期ローンだ。

血の出るような就職活動を経て、何とか名の通った会社に入る。
「即戦力」だと言われ、未熟なうちから重い責任を持って働く。
責任以上に、どの会社も人を減らしているから、
一人当たりに振り分けられる仕事量が半端なく重い。

就業時間中、休憩もそこそこに根を詰めて働く。
それでもこなせないので残業し、さらに自宅に仕事を持ち帰る。
ほどなく、体も心も変調をきたす。

「そんな会社、辞めたらいいのに」。
そう言う人もいるが、ここで奨学金が問題になってくる。
借金があるから、辞めたくても辞められないのだ。

かくして、日本の将来を担うはずの若者たちは、潰れていく。

そんなことになるのなら、起業して稼いで、
奨学金など、熨斗(のし)を付けて返してやればいい、と思った。

というか、初めから起業を視野に入れ、
そのマインドと方法を獲得するために進路を選ぶべきだ。
そのための進学なら、借金をしてでも大学へ行く意味はある。

ちょうど今、
「第4回NICeなビジネスプランコンテスト」の審査が行われている。
二次審査に進んだ11プランのうち、実に4件が大学生による事業プランだ。
「第3回NICeなビジネスプランコンテスト」でグランプリを掴んだのも、
慶応大学学生の野口智瑛さんだった。

日本の将来は暗く見えるが、一隅を照らす若者たちがいることも事実だ。
頑張れ、学生! そして学生に負けぬよう、先輩たちも大いに頑張れ!

老若男女のビジネスプランがぶつかり合う、
「第4回NICeなビジネスプランコンテスト・ファイナルステージ」は、
12月10日午後、『NICeつながり祭り』の会場にて開催される。
グランプリは、そこに集まった人たち全員の投票で決まる。

日本の明るい将来のためにも、あなたの一票を!
『NICeつながり祭り』に、ぜひともご参加ください。
http://www.nice.or.jp/archives/36373


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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
に、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポーターの皆さん
へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第111号(2016/11/7発行)より一部抜粋して掲載しました。
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