ビジネス交配でコラボを生み出そう!!東京ビジネス交配会(NICe後援)第2回 開催速報
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2015年4月17日(金)東京港区で、東京ビジネス交配会主催、(社)中小企業事業推進機構、(社)NICe 後援、(株)イーハイブ、やまぐち総合研究所、(株)Eストアー、経営者のためのお悩み相談センター、ウィズスクエア(株式会社ビサイド)の協力により、「ビジネス交配でコラボを生み出そう!! 第2回 東京ビジネス交配会」が開催された。これは、2012年から九州を中心に開催されている会で、東京では昨秋に次いで2回目。主催代表は、(株)イーハイブ 取締役統括責任者で、東京・福岡では毎月定例セミナーを年100回以上開催しているNICe協力会員の平井良明さん(福岡県/
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ビジネス交配会とは、参加者各自の互いの知的資産を開示・交配することで、新しいビジネスの芽を“一緒に”見つけ育てるパートナーと出会い、既存のビジネス交流会では生まれにくいコラボレーションを生み出すことを目的にしている。これまにやってきた事業や経験から、棚卸しをして気づいた自分の資産と、自分とは違う資産を持ったパートナーとの差異を理解し組み合わせることで、新しい価値を生み出す。それがこのビジネス交配会だ。
主催代表の平井さんによるファシリテーションのもと、さっそく4人1グループになり、2分間の自己紹介タイム。その後、グループ内で、誰の自己紹介が印象的だったかを話し合い、発信者が伝えたかった内容と、受信者が琴線に触れた内容との共有・差異を確認した。わずか2分間で、聞く人は相手の話のどこを注視するのか。ならばどのように自己PRしたらいいのか、その重要性とポイントを平井さんが解説。次に、具体的なビジネスコラボの実例が紹介された。難しく考えるのではなく、新たな商品・サービス・技術に取り組むのではなく、既存の商品・サービス・技術を、他者(社)と組み合わせることで、新たなコラボが誕生することを学んだ。
続いて、知的資産ワークシートを用い、普段は気づかない・見えていない資産(アイデア、顧客層、組織力、経営理念、企業文化、資格認定、経験経歴など20項目)から、思いつくままに棚卸しを行い、グループ内でシェア。先の自己紹介と同じく、フィードバックを行い、他者目線で誰のどの項目が“コラボの芽”だと感じたかを話し合った。
最後に平井さんから、「相手を見つけるだけでなく、自分自身を見つける機会になったのではないでしょうか。どうぞ今日の出会いで終わりではなく、今日を始まりにしてください。また今後も知的資産ワークシートを活用して、自社のサイトやブログも見直して、どんどん発信していきましょう」とエールが送られた。
取材・文、撮影/岡部 恵