一般社団法人起業支援ネットワークNICe

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2014年10月17日（金）東京港区で、東京ビジネス交配会主催、（社）中小企業事業推進機構、（社）NICe　後援、（株）イーハイブ、やまぐち総合研究所、（株）Eストアーの協力により、「ビジネス交配でコラボを生み出そう！！　東京ビジネス交配会」が開催された。これは、2012年から九州を中心に開催されている会で、東京では初開催となる。主催代表は、（株）イーハイブ　取締役統括責任者であり、東京・福岡では毎月定例セミナーを年100回以上開催しているNICe協力会員の平井良明さん（福岡県／NICe会員情報はこちら）。
このビジネス交配会とは、名刺交換だけで終わるような異業種交流会や、成功者の話を聞くだけの経営者セミナー、1回の紹介だけのビジネスマッチング会などとは異なり、交わることで新しいビジネスの芽を“一緒に”見つけ育てるパートナーと出会い、新しいビジネスや企画を生み出すことを目的にしている。

主催代表の平井さんによるファシリテーションのもと、「交配会」の意味、今の時代になぜ“一緒に”見つけ育てるパートナーとなぜ出会う必要があるのか。そのためにどのように自己PRするか、相手のPRのどこを注視するか。普段は気づかない・見えていない資産（ノウハウ・人脈・技術・理念・経験・伝統など）の棚卸しとシェア方法などを様々なワークを通して学んだ。4人1グループに分かれて自己紹介やシェアワークが行われ、初参加者・初対面同士があっという間に打ち解けて和やかな雰囲気に。また、これまでのビジネス交配会から生まれた、新しいビジネスや企画の事例、平井さんの体験談なども紹介された。




最後に平井さんから、「新しいビジネスというと、今までと違うことを何か始めないとならないと思われるかもしれませんが、そうではないのです。今までやってきたこと、棚卸しして気づいた自分の資産と、自分とは違う資産を持ったパートナーと組み合わせるだけで、新しい価値が生まれます。コラボできる企業や相手を見つけるのが目的の交配会ですが、相手を見つけるだけでなく自分自身を見つける機会になったのではないでしょうか。どうぞ今日出会って終わりではなく、今日を始まりにしてください」とエールが送られた。定刻を過ぎても会場内のあちらこちらで話は尽きず、新しいビジネスを“一緒に”見つけ育てる関係がさっそく生まれていた。



取材・文、撮影／岡部　恵