活動報告 小山田光正さん
自社製品を被災地へ贈る
スマイルプロジェクトを展開
●小山田光正さん(大阪府)
NICeプロフィールは
こちら
●実施日/2011年4月〜
●主な支援活動地域/岩手県釜石市、宮城県仙台市、
宮城県南三陸町、宮城県石巻市、福島県南相馬市、ほか
●支援内容
水をほとんど使わずになんでも洗える自社製品バイオ洗剤「とれるNO.1」は、水の貴重な被災地で役に立つのではないかと考え、『とれるNO.1を被災地に贈ろう!』 被災地スマイル支援プログラムを開始。通常販売価格の約4割を自社負担する特別価格で協力者から注文を受け、商品は自社から各地の避難所へ配送するしくみ。これまで15便、支援数4200本を超える「とれるNO.1」を被災地へ配送している。NICeからの支援金分25本は、大船渡市の皆さんへ送らせていただいた。
●感想・課題・今後の予定
「とれるNO.1は、米ぬか、フスマ、酵素、有益微生物からなる、地球にやさしいバイオ洗剤です。食器洗いはもちろん、水を使わず全身にも使えるので、入浴できない皆さんへ使っていただきたいと思いました。どうすれば届けられるかと1週間ほど悩んでいたところ、ちょうど水不要のドライシャンプーを有料で要している団体があり、協力したところとても喜んでもらえました。有料でも届けたいニーズがあるのなら継続的な支援ができるのではないか。自社から直接現地へ送れば配送費も最小限に抑えられるし、何か協力したいというお客さまにも喜んでいただけると考え、プロジェクトを始動しました。なるべく多くの商品を届けたいと特別価格を設定し、また、身体洗い用の使用書をお客さまの協力でイラスト入りで作成し添付。課題は、現場で使用法がきちんと伝わっているかですが、今後も継続するつもりです。避難所、仮設住宅、また支援活動している医療関係者やボランティアの皆さんにも使っていただきたいと考えています」
スマイル支援プロジェクト
URL
▲界面活性剤や化学物質は使っておらず、
有益微生物の力で汚れを分解する。
写真はスプレータイプの「とれるNO.1」