一般社団法人起業支援ネットワークNICe

定期的な物資運搬と応援活動で

被災地の支援活動もサポート

●鈴木晋平さん（福島県）

●実施日／2011年3月〜
●主な支援活動地域／福島県新地町、相馬市、南相馬市





　
▲全国から鈴木氏の自宅へ届けられる「想い」



●支援内容
自宅から片道30キロ離れた相馬地区を中心に、物資が行き届かない小さな避難所、個人宅を探しては、自家用車で支援物資を運ぶ活動を3月30日から開始。自身が購入した物資に加え、全国各地の友人知人ら賛同者から鈴木氏のもとへ届けられる支援物資をまとめ、定期的に搬送して配布している。活動開始当初はまだ宅配便が再開しなかったため、自宅宛の物資を集配センターへ引き取りに行く手間も要した。4月に、旧知の仲である元BOØWY のドラマー高橋まこと氏と、氏の知り合いである相馬青年会議所元理事長の荒井氏のもとへ同行したのをきっかけに、荒井氏らの支援活動にも協力し、現金および物資支援も行っている。NICeからの支援金は、荒井氏らが行う炊き出し支援金、現地での香取線香購入費として使用。また、物資搬送時に同行希望者を受け入れ、案内しているほか、被災地では屋外で出会う被災住民に声をかけ、必要な物資の提供と聞き取りなども行っている。

　
▲高橋まこと氏と相馬青年会議所元理事長の荒井氏

●感想・課題・今後の予定
「まずは見ていただきたい、そしてそれぞれ感じていただきたいと、被災地への案内もしています。現在も時間を見つけては被災地への物資運搬を続けていますが、被災者の明確な自立支援、その手段について課題は山積しています。まだまだこれから・・・だと思っています」

　
▲4月25日には、NICe代表理事・増田氏、小林氏らを案内