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増田紀彦代表主宰「切磋琢磨の会」第7回 開催速報
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2014年9月18日(木)東京港区でNICe増田紀彦代表 主宰「切磋琢磨の会」第7回が開催された。これは、連携ビジネス創出を目指し、計画的に討論型学習を重ねていく実践形式の勉強会。3・4・5月は連携能力養成段階として、世の中にある課題から新たなビジネスを見つけ出す「市場ニーズ解決切磋!」と、参加者から挙手式で事業課題を述べてもらい、解決のための具体的なアイデアと議論を重ねていく「メンバー課題解決琢磨!」の2部構成。6月からは連携事業構想段階として、貸住宅物件の活用法とビジネスチャンスについて具体的なプロジェクトを掲げ、さらに8月は、参加する面々が持っているパワーを引き出し、そのパワーとパワーをぶつけ合う「連携事業・基本プラン構築段階」へと進んだ。そして今回は、8月で洗い出した参加者の強みと、これまでに挙った5プランを結びつけ、事業化へ向けてプロジェクトの基本計画とメンバーを募る会となる。……予定だったが、飛び入りで急遽、新たなプランが登場した。その飛び入り立候補したのは、NICe増田紀彦代表理事だ。
実はちょうどこの日、増田代表と小林理事は、福島県から戻ったばかり。福島県郡山市で開催されている「ふくしまから はじめよう。食の商談会 ふくしまフードフェア2014」(主催:福島県・株式会社東邦銀行・JA全農福島・農林中央金庫福島支店)において、増田代表は2回にわたり講演を行い、その足で「切磋琢磨の会」へ駆けつけていた。増田代表は今年度より、福島県農林水産部が実施する「福島県6次化事業体サポート事業」において、新たに設けられたコーディネーター職に就任。また同部が実施する「福島県地域6次化イノベーター事業」のビジネスプランナーにも就任し、福島県内の農林水産事業者が手がける6次化事業と、県内の農林水産業復興に取り組んでいる。そこで今回は、その活動を通じ生産者の課題として挙げられている3案件について、「課題解決琢磨!」を緊急実施することになった。
ひとつは、福島県須賀川市のNICe賛助会員・柳沼美千子さんを中心に9月から始動しているマコモとキクイモを生かしたプロジェクト(参照:福島県6次化事業 NICeプロジェクト第1回会議 開催報告
http://www.nice.or.jp/archives/24457
)。2つめは、福島市のABE果樹園さんのネクタリン。3つめは福島県いわき市の有限会社 加茂農産さんの菌床なめこについて。3部構成でアイデアと知恵を出し合った。
次回の「切磋琢磨の会」第8回では、いよいよ事業化へ向けたプロジェクトへと突入する。
10月16日(木)新橋で開催予定。
詳細・申し込み方法はこちら
http://www.nice.or.jp/archives/24276
取材・文、撮影/岡部 恵