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NICe協力 岩手県沿岸部起業支援(さんりく未来産業起業促進事業)起業セミナー 報告







【News】2014.0709
●その後、起業された受講生の紹介 社団法人さんりく未来推進センターHPより
 
http://sanrikumirai.net/index.html

2013年11月28日・29日の2日間、岩手県盛岡市の上田公民館にて、震災復興事業として岩手県が進める「沿岸部起業支援(さんりく未来産業起業促進事業)」岩手県庁主催・(社)さんりく未来推進センター運営・NICe協力による「復興起業セミナー」が開催され、第3部〜6部のプログラムでNICe増田紀彦代表理事が講師を務めた。受講対象者は、岩手県沿岸の被災地において新たに起業しようとする方、前事業を継承することなく新分野にチャレンジして新たに創業しようとする方々など、さんりく未来産業起業促進事業 起業支援の第3次応募者。沿岸12市町村(陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市、岩泉町、田野畑村、普代村、野田村、久慈市、洋野町)から公募した20組、30名を超える受講者が参加した。

1日目 
専門講座 第3部(90分)
「自己の適正・動機・資源をしっかり認識し、事業に生かす」

2日目 
専門講座 第4部(195分)
「顧客像を具体的に絞り込み、相手が『NO』と言わない商品を」
専門講座 第5部(120分)
「規模は小さくても、強い事業を計画・実施しよう」
専門講座 第6部 (90分)
「[いよいよプラン発表!
 伝える力は起業家の生命線」

以上の4プログラムにもとづいて、講義とワークが2日間にわたり行われた。

増田氏はさまざまな起業事例とワークをプログラムに盛り込み、起業前に確認すべき動機・資源・課題・自己分析、資源の洗い出しと事業アイデアへの活用法、小資本起業で強い事業を展開するための重要ポイント、そのための事業実施プランの整理ポイント、個人事業と法人格などの相違点、そのメリット&デメリット、市場の見方・とらえ方、開業資金算出と資金調達、収支計画のたて方、売り上げと原価の算出方法、売上高と入出金、プレゼンテーションのポイント、そして起業準備の順番とその重要度、起業後の心構えや取り組みなど、起業前後で大切なフルステップを網羅して指導。第6部のラストでは、増田氏からの指名および立候補により12組が事業プランを参加者の前で発表。質疑応答も行われ、お互いの事業プランを讃え合った。


▲▼1日目の第3回専門講座。先輩起業家の事例をもとに、自己の適正や資源をチェック。起業・独立動機と、自他の資源の洗い出し、アイデアの活用法を学んだ



▲▼2日目は朝9時からの終日セミナー。増田氏は、話す・聞く一方の講義ではなく、独特の問答型スタイルで、受講者へ質問をしながら進行。ワークでは会場内をまわり細かくアドバイスも


▲増田氏の指名と自薦により、時間が揺する限りプラン発表も行われた。発表は6部構成で、ラストに感謝の意と決意表明も。2日間ともに学んだ受講者からは温かな激励と拍手が贈られた




●その後、起業された受講生の紹介 社団法人さんりく未来推進センターHPより 
http://sanrikumirai.net/index.html


取材・文、撮影/岡部 恵

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