増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」48「アナロジカルでいこう!」
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「○○の○○は、すごいはず」。
そんなテーマで、以下の例を挙げていたテレビ番組があった。
●「Jリーガー」の「カンケリ」は、すごいはず。
●「ものまね芸人」の「カラオケ大会」は、すごいはず。
確かにどちらもすごそうだ。見てみたいと思う。
こんな感じで、「○○の○○は、すごいはず」をイメージすることは、
アイデア発想の訓練になる。と、考えているうちに気付いた。
この方法は、アナロジー(類推)を活用した発想法の一種だと。
アナロジーとは、ある事柄に関する情報を、他の事柄へ適用すべく、
両者間の何らかの類似を見つけ出していく考え方だ。
では、この「○○の○○は、すごいはず」の発想作業の進め方を紹介。
まずは最初の○○に入れる主役を決める。主役は人物でなくてもいい。
その際、その主役に固有の能力や特徴を抽出しておく。ここが肝心だ。
(Jリーガーなら走力やキック力、ものまね芸人なら歌唱力や演技力)
次に、その能力や特徴を活用できる○○、つまり「事柄」を探す。
これだけのこと。たぶん誰でもできると思う。私もさっそくやってみた。
●「カーリング選手」の「床掃除」は、すごいはず。
●「井戸掘り職人」の「芋掘り大会」は、すごいはず。
●「キリン(動物)」の「覗き見」は、すごいはず。
●「遅刻常習犯たち」の「言い訳選手権」は、すごいはず。
●「ふなっしー」の「縄跳び(二重まわし)」は、すごいはず。
異分野のニーズが、あなたの能力や特徴を、首を長くして待っている。
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増田紀彦NICe代表理事が、毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)
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へ、感謝と連帯を込めてお送りしている【NICe会員限定レター「ふ〜ん
なるほどねえ」スモールマガジン!増田通信】。
第48号(2014/3/14発行)より一部抜粋して掲載しました。
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