一般社団法人起業支援ネットワークNICe

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2014年4月9日（水）、東京・新宿で第8回 経営初心者のための個別指導付き勉強会が開催された。これは、NICe認定連携事業「経営者のためのお悩み相談センター」http://www.iikeiei.com/が主催、NICe後援により2013年10月から毎月定期開催している少人数制の勉強会。毎回テーマをかえたセミナー＆質疑応答で学び合い、参加者が抱える経営課題については改めて後日、同センターが有する45名もの専門家アドバイザーに無料で個別相談できるというもの。

第8回目となる今回のテーマは、「口コミが起こる！紹介が来る！売上が上がる！　弁理士が教える『目印マーケティング®』商標法の世界から導かれた７つのポイント」。講師を務めたのは、わらしべ特許商標事務所　所長、目印マーケティング株式会社　代表取締役の茅原裕二さん（NICe会員情報はこちら）。茅原さんは弁理士で、「経営者のためのお悩み相談センター」の専門家アドバイザーのひとりでもある。



講義は、目印マーケティング®とは何か、そもそも目印とは商標とはどういうものか。具体的な商品例を参考に、目印と商標の一般的な役割、商売上の目印である「商標」の基本をまず共有した。そのうえで、ビジネスで活用するための３つのステップと７つのポイントについて、口コミや紹介が増え売上が上がった3事例をもとに紹介。さらに、目印を強化するための３つの対応法と、実践している事例も披露され、私たちが普段よく目にする有名企業のロゴや商品に、さまざまな“目印戦略”があることも学んだ。その後の質疑応答では、「商品やサービスの名称を決める場合の注意点は？」「覚えてもらいやすいネーミングのポイントは？」「商標以外の知的財産について」「いい名前の基準とは？　留意点は？」「国内外の違い」「商標登録の費用」「登録後の活用法」など、参加者からの具体的な質問にわかりやすく回答。引き続き同会場で行われた懇親会でもフランクな雰囲気の中、活発な意見交換が行われた。




■プラベートからオフィシャルまで「経営者のためのお悩み相談センター」
公式サイト　http://www.iikeiei.com/

取材・文、撮影／岡部　恵