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NICe代表理事の増田紀彦が、NICe正会員・協力会員・賛助会員、寄付者と公式サポ ーターへ送っている【NICe会員限定スモールマガジン増田通信】の中から、一部のコラムを抜粋して掲載しています。
増田通信より「ふ~ん なるほどねえ」39「課題解決は2方向で考える」




赤瀬川原平さんが、医療雑誌にこんなコラムを書いていた。
「虫歯がつらいが、車椅子生活の自分は歯科医に行くのも一苦労。
それで調べてみると、あった、あった、歯科医の往診。
治療を依頼すると、白衣の女性が3人やってきてアッと言う間に支度し、
アッと言う間に虫歯を削って詰め物をし、アッと言う間に帰って行った」。

歯科医の往診は、私も知らなかった。
ますますの高齢化社会だ。歩行に障害を持つ人は今後どんどん増えるだろう。
それを捉えた出張型のサービス業や小売業は、間違いなく増加する。

半面、「歩行困難にならないためのカラダの鍛え方、作り方の指導」
というサービスも広がっていくはずだ。
すでにNICeのメンバーにも、このサービスを準備している人がいる。

つまり課題の解決方法は、必ず2通りの方向に存在するということ。

(1)課題そのものを消滅させる方向
(2)課題を課題と感じなくさせる方向

たとえば「貧乏」という課題がある。
収入を増やせばもちろん課題消滅だが、物価が下がっても課題解決だ。
あるいは、「遠距離恋愛」という課題がある。
近くで暮らせば課題消滅だが、近くの別の人と恋愛しても課題解決だ。

言うまでもなくビジネスとは、
世に存在する課題を見つけて、有償で解決する行為である。
だが、その解決方法が、2つのうちの1つに偏ったまま、
常識化しているサービスや商品があるかもしれない。
それを見つけ出せれば、ビジネスチャンス、ゲットである。


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増田紀彦NICe代表理事が、
毎月7日と14日(7と14で714(ナイス)!)にお送りしている
【NICe会員限定レター/「ふ〜ん なるほどねえ」スモールマガジン!】
増田通信・第39号(2013/11/07発行)より、抜粋してお届けしました。
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